楽器初心者に最適!おすすめのバンドは生ける伝説BUCK-TICK!?
どうもトミーです
中学生や高校生ともなればすでに音楽が好きで毎日聴いている人が多いと思います。
トミー自身も小学生の高学年頃から急に音楽に興味を持ちはじめました。
買ってもらったラジカセをTVの歌番組のときにTV前まで運んで録音したり、
AMやFMラジオから録音して自分だけのカセットテープを作成したりしてました。
年齢が丸わかりですよね(笑)
はい、アラフォーです。
世代は違えど音楽に興味を持ち始める時期はきっと同じだとおもいます。
先生、バンドがやりたいです(T_T)
男性でも女性でも音楽にハマると楽器で演奏したいな~
と思う人は多いことでしょう。
10000円ぐらいのセットを購入して、
すぐ弾けないことにイラ立ち3日坊主で投げ出してしまう・・・
経験ありませんか?
わたしもギターは何度も投げ出してきたタイプです(^_^;)
ですので、タブ譜の簡単なコード進行の曲しか弾けません。
なぜか40超えてからドラムに目覚めたという変なおじさんですけどね(笑)
投げ出してしまうのはいくつか理由があるのです。
・流行りの好きなバンドをマネしてしまう
・逆に教本に掲載されているつまらない曲の反復練習で嫌になる
・マニアの友人にあぁだこうだと言われ嫌になる
どれもあるあるネタですね。
ではどうすればいいかというと、
「楽器が弾けるって楽しいことなんだ」
と脳に快感を覚えさせるのです。
音楽は楽しいものであって苦しいものではない
よくこだわりが強すぎる人がやたら自分色に染めようとしてきますよね。
ハッキリ言って初心者にはもっとも不要な方たちです。
まぁ私もそちら側の人間に近いのですが(汗)
あなたがプロを目指すというなら話は別ですが、
ただ楽しみたいだけというぐらいの思いだけならば彼らの声は、
シャットダウンしたほうがいいです。
私にもプロの友人がいるのですがほんとめんどくさいんですよ(苦笑)
『仕事も遊びも全力で取り組まなければダメだろ!』
とお叱りを受けるかもしれませんが、
あなたが音楽を楽しいままで上達していきたいのなら、
このまま読み進めることをおすすめします。
努力努力の末に得られる本当の楽しさ・快感、これに勝るものはないでしょうが、
苦しんでストレスばかり抱えて音楽業界の批判ばかりしているような人間は、
「お金を稼ぐプロだけでいい」と私は思いますがあなたはどう思いますか?
音楽を楽器を楽しみながらステップアップ
楽器に限らず、スポーツ・ビジネス・勉強など高みを目指したり、
それでお金を稼ごうとなるとものすごい努力が必要です。
さらに短期間で成果を上げなければならないのならば、
なおさら死にものぐるいで取り組まなければ成果は出ません。
今回のわたしの主張なんて大間違いですからビジネスとかでマネしちゃダメですよ。
・ただ楽しみたいだけ
・ストレス解消に
・ちょっと弾けて女の子にモテたいから
ぐらいの理由で始めたのならゆっくりと楽しみながら進めましょう。
ポイント
楽器は最初は形から入る程度にすること、中古でもかまいません
初心者にも弾きやすい曲が多いBUCK-TICKを知ろう
わたしは大のBUCK-TICKファンです。
アルバムもオートコンプリートしていますし、
聴く音楽の1/3はBUCK-TICKで占められています。
・X JAPANと共にヴィジュアル系の草分け的存在
・彼らが後のアーティストに影響を与えた功績は大きい
・来年でデビュー32周年
・メンバーチェンジも一切なし
・モデル顔負けの顔面凶器(笑)
など海外のファンも多い超ベテランバンドです。
BUCK-TICKがあたえてきた影響力は半端なく大きいのですが、
昔のバンドとして取り扱われることが多く一般的には存在を知らない人も多いバンドです。
しかし楽器初心者に向いている曲が数多く存在することをご存知でしょうか?
1.シンプルなフレーズの名曲が多い
BUCK-TICKがいくら初心者向けの曲が多いからといって、
ほとんど曲を聴いたことがない方からすれば、1から聴いて覚える理由が必要ですよね。
それでは一つづつ説明していきます。
【音がシンプル】
BUCK-TICKの音楽性の基本はデジタルロックです。
多様な音楽性を持つバンドですが、あえてくくるなら
オルタナ(オルタナティブロック)でしょうか。
つまりギター・ベース・ドラムの生音とシンセサイザーで
作られた音を重ねる手法で、ノイズを多様することも特徴的です。
もちろんあえてくくっただけなので、この手法もときには変化します。
耽美的(たんびてき)な雰囲気を持つバンドなのに、
ときどきふざけた歌詞を入れてきたりするのも魅力の一つです。
こういってはなんですが、楽器がうまいアーティストなどに選ばれることはあまりありません。
リズム隊の樋口兄弟(ヤガミトール、樋口豊)
が演奏するドラムとベースはときどき掲示板に上がりますが、
ギターの2人は見たことがありません。
そして本人たちもギターはあまりうまくないと宣言しているぐらいです。
(ディスってるわけじゃないですよ)
「楽器が上手い=ファンが多い」
なんてことはありえませんよね。
楽曲センスがいいので全然聴き飽きないのが彼らの持ち味なのです。
それだけでも充分ファンになる理由があります。
ということは、
センスのいい曲が多くて、
初心者でも弾きやすい曲が多いということなのです。
2.すぐに耳に残る印象的なリフが多い
パッと見のイメージではわからないと思いますが、
ロックなんだけどBUCK-TICKの基礎はPOPにあります。
バラードの名手でギターのヒデ(星野英彦)なんて歌謡曲が好きだと言ってますし、
ドラムのアニィ(ヤガミトール)は永ちゃんが好きですからね(笑)
そして楽曲の8割方を手掛けるもう一人のギター今井寿は、
YMO(特に細野晴臣)に音楽の方向性を決定づけられ、
高校の先輩である布袋寅泰にも大きく影響を受けてきましたから、
打ち込みセンスとギターリフのセンスの両方を持ち合わせる稀有な存在なのです。
例えばBUCK-TICKで一番有名な曲である「悪の華」も、
一度聴いたら忘れられないどころかすぐにマネしたくなる曲ですよね。
実際当時のギター小僧たちはこぞって「悪の華」を練習したそうですよ。
3.リズム隊もシンプルでカッコいい
BUCK-TICKの曲は、何もギターのリフとシンセサイザーだけで保っているのではありません。
ときどきネットで見かけるのですが、
『BUCK-TICKのリズム隊ほんと好き!』という声が結構多いです。
リズム隊(Dr:ヤガミトール、B:樋口豊)
の樋口兄弟が目立たず屋台骨を支えて、初めてBUCK-TICKのサウンドは成り立っています。
ベースは詳しくないので控えますが、
ドラムもシンセを取り入れた頃から徐々にシンプルになってきました。
これはボーカル(櫻井敦司)の歌声を邪魔しないように抑えるようになったと言われています。
シンプルならドラム初心者でも叩きやすいですよね。
現に私も素人に毛の生えた程度の腕前ですが、練習の半分ぐらいはBUCK-TICKを叩いています。
だって楽しいんだもん(笑)
聴けば聴くほどハマる楽曲たち、聴いて損はなし
世の音楽リスナーの大半はBUCK-TICKの楽曲を聴いたことがないか、
もしくはデビュー当時の曲しか知らない方ばかりでしょう。
そして曲によっては一度聴いただけではピンとこないものもあると思います。
ただひたすらBUCK-TICKの楽曲を聴きまくってきた私が断言しましょう。
最初はあんまり好きじゃないアルバムや楽曲も、
聴けば聴くほどスルメのようにその良さが分かってきます。
それがBUCK-TICKというバンドの持つ力なのです。
本当飽きません!!
そんないい曲を聴き、それを楽器で弾けるようになる・・・
なんだかワクワクしませんか。
楽器別 初心者向けBUCK-TICKおすすめ練習曲
ギター初心者
1.悪の華
BUCK-TICKといえば悪の華と言われるほど超有名な曲です。
サビよりもリフの音の方が聴き馴染みがある人も多いぐらい、
邦楽史上に残るかっちょいいギターリフをギュイ~ンと弾いてみましょう。
2.Iconoclasm
日本の音楽史上こんな曲が存在しただろうか?(発表当時1989年)
というほどの衝撃を与えたBUCK-TICKの代表曲の一つ。
よくLIVEのオープニング曲に使われ、
ファンの間では「アイコノ」という愛称で呼ばれる人気の曲。
当時中学生で洋楽厨だったLUNA SEAのJが、プロになろうと決心したきっかけが
BUCK-TICKのアイコノだったんだとか。
このアルバム「Taboo」に「J」という曲が収録されています。
3.Jupiter
BUCK-TICKの楽曲は今井寿が8割、星野英彦が2割という割合で作曲されます。
初期はほぼすべてを今井寿が手掛けていたのですが、
徐々に星野英彦も参加していくようになります。
この「JUPITER」は星野英彦作曲のシングルデビュー曲であり、
星野英彦の曲の中でも1,2を争う人気の名曲になります。
4.in heaven
BUCK-TICK初期の人気曲がこの「in heaven」です。
シンプルな音の作りながら思わずノッてしまう疾走感あふれる楽曲。
過去曲、特にデビュー当時の曲をずーっとLIVEで演奏するバンドは少ないですが、
BUCK-TICKはどの曲も現役で演奏されています。
メロディがしっかりしていてファンも飽きない楽曲が多い証拠ですね。
ドラム初心者
1.さくら
シングルではないアルバム曲で好きなバラード曲は?
と聞かれると必ず入ってくるのがこの「さくら」です。
BUCK-TICKは歌詞の意味を説明することがなく、
リスナーの感性にゆだねるというスタイルを取っていますので、
歌詞を読み解いてくれる解説リスナーが存在します(いつも感謝してます)
歌詞に一言も「さくら」という言葉が入らないのに「散りゆくさくら」をイメージしてしまいます。
その散りゆくさくらはVo.櫻井敦司の母親で、
死にゆく母親のことを歌った曲だと言われています、泣けてきますね。
2.M・A・D
高校の先輩であるBOOWYが、一気に大スターになっていくのを目の当たりにして、
初期は同じようなビートロックを踏襲していました。
BOOWY解散後、BUCK-TICKも自分たちの色を出していくことに成功し、
耽美的で狂気に満ちた世界観などを押し出してきました。
この「M・A・D」はBUCK-TICKが一番闇に潜っていた時期(笑)に
発表された楽曲です。
一見早くて初心者にはむずかしそうに映るかもしれませんが、
基本のリズムをひたすら叩いているだけなので、最初に覚えるロックナンバー
としてもおすすめです。
3.Diabolo
アルバム「十三階は月光」に収録、アルバムイメージを決定づけるナンバーが
この「Diabolo」です。
インダストリアルロック、ハードロック、POPとアルバムごとに音が変わるのも
BUCK-TICKの特徴の一つで、ファンもその変化に驚かされることもしばしば。
「十三階は月光」では久々にゴシック調の怪しい路線が復活。
特にこの「Diabolo」はリズムだけでゴシックの世界に引き込まれます。
リズムとしてはズンチャズンチャ♪の繰り返しで、
叩く場所がわかれば初心者でも少し練習して叩ける楽曲です。
ベース初心者
1.Alice In Wonder Underground
この「Alice In Wonder Underground」もとてもシンプルな音作りでいながら、
BUCK-TICKらしさを感じられる一曲です。
Undergroundという言葉を使うところがまさにBUCK-TICKらしい!!
ファンタジーでPOPなのにダーク面も残すおもしろい曲です。
リズムもわかりやすいので、これからバンドやろうぜ!
という初心者にもおすすめの一曲です。
2.ROMANCE
この曲でガチにBUCK-TICKの世界観にハマるか、こういうのはちょっとと敬遠するか。
踏み絵のような曲(勝手に自分で思っている)がこの「ROMANCE」です。
PVにこだわった曲でもあり、世界的ダンサーも出演しています。
あっちゃん(櫻井敦司)の魅力を全面に押し出した曲でもあり、「ROMANCE」のPVが
YouTubeで流れたことにより世界中にファンが増えたとも言われています。
ほんと男が見てもほれてしまうキレイな顔だな~
わたしがもっとも叩いた曲でもあります、ほんと飽きない曲です!!
3.Moonlight
初期の人気曲の一つで、わかりやすいビートロック調で作られているのが
「Moonlight」です。
ファンの間では後に発表されたセルフカバーアルバム「殺シノ調べ」で、
「In Heaven」の後につなぎなしで収録されたため、
セットで演奏されることが求められる曲です。
間違いなく盛り上がる曲なのでチャレンジしてみましょう。
4.見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ
BUCK-TICKが闇のどん底にまで潜っていたときの曲。
もっとも難解とされるアルバム「SIX/NINE」に収録されていたものをシングルカット。
こんな闇曲をシングルカットするところに当時のBUCK-TICKの様子がうかがえますね。
完全に売ろうとしてないもん(笑)
でも大好きな曲です。 (^^)
ベースがないと成り立たない曲なのでカッコよく弾いちゃってください。
ギターもおすすめです。
まとめ
のんびりと楽しんで楽器を弾いていきたい方に向けて、
記事を書いてきました。
アーティスト冬の時代がずーーーーっと続いているにも関わらず、
それぞれの演奏技術やクオリティはどんどん上がってきています。
そんなすごい演奏を見て、
オレ無理、私ができるわけがない・・・
なんて方が多いんじゃないでしょうか。
大丈夫わたしも難しい演奏なんてまったくできません。
気が向いたときにストレス発散で叩く程度です。
こだわりが強すぎる方たちは自ら入り口をせばめていることに
気がついていません。
わたしのような
「こだわりはあるけど
考えが柔軟でうまくできない方の気持ちがわかるタイプ」
もときには必要なんじゃないかと思います。
さて、一気に聴くのは大変だと思いますので、
最初は1,2曲でもいいので繰り返し聴いてみましょう。
まずは楽曲を聴いて好きになり、弾いてみたい!!
という気持ちが湧き上がることが先決です。
まず楽しいという気持ち、
ドーパミンが頭の中に流れ出てきて、初めてしんどい努力も
スタートすればいいのです。
そうするとしんどくてやめたくなっても、
すでに快楽が忘れられなくなっていますから、
挫折する確率がグンと下がります!!
それが今回のわたしの狙いなのです。
練習するときに最適なアプリ
さて、やる気がわいて練習してみようかというときに、
また教則本を開いて練習という今までと同じことを続けていたのでは、
またすぐ挫折してしまいます。
そんなとき役に立つのが音楽練習ができるアプリです。
海外のアプリになるのですが、
「Songsterr」(ソングスター)という楽譜アプリがあります。
月額料金がかかりますが、音楽好きなら絶対損はしません。
ってかむしろ安いです!!
カンタンに説明すると、
世界中の有志がアップしたたくさんのTab譜が見れるアプリ。
しかもただ見れるだけでなく、
カラオケ(ギターならギターの、ドラムならドラムの音が出ます)付きで
五線譜が曲に合わせてスクロールしてくれるのです。
一言で言い表すと、
「マジサイコーーーーー!!!!」
な最強楽譜アプリで、もちろんBUCK-TICKも検索すると20曲ほど見つかります。
こちらでわかりやすく解説してくれていますので参考までに。
[st-card-ex url="https://aisa.ne.jp/blog/?p=837" target="_blank" rel="nofollow" label="" name="" bgcolor="" color="" readmore="続きを見る"]
YOU TUBEを活用
他にYouTubeを使って感覚を養ったり、基礎を学ぶという方法もあります。
たとえばギターやベースなら、どのように指を移動させているのかとか。
ドラムなら、どのタイミングでスネアを叩いているのかなど。
「曲名(またはアーティスト名) + 楽器名」
で検索すれば、有名な曲ならアップしてくれていたりします。
また、
実際の講師の方が宣伝のために基礎練習の仕方を
配信してくれていますので、
きちんと腕前をみがきたい方は、このような基礎練習も欠かさないようにしましょう。
楽器を弾く方にも
・プロ ・・・・・楽器以外にも売れるための努力を続けなければならない
・セミプロ・・・・お金をいただくのなら努力を惜しまず習慣化する
・素人でバンドやっている・・・そのバンドのレベルに合わせた努力を行う
・自分が楽しむだけ・・・ストレスがたまらない程度でOK ←この記事はここの人に向けて書いています
それぞれの音楽・楽器の楽しみがあると思います。
ポイント
大事なことは自分はどれにあてはまるのか決めたら
そのペース配分や心持ちを変えないことです
プロを目指している方がこんな甘っちょろいやり方で
プロになれるわけないですし、
逆に自分が楽しむだけ・ストレス発散でやっているだけなのに、
周りに引っ張られて発散どころか逆にストレスがたまる羽目に・・・
こんなことがないよう、音を楽しめばそれでいいのです!!
「自分のステージでそのステージレベルに
合った練習をしていきましょう」
ということで終わりです、最後までありがとうございます。