『闇金ウシジマくん』沖縄編で学ぶ沖縄の裏側とエリートの直し方
中学生が売春に走る沖縄の貧困の残酷な現実
女性、特に単身女性と母子家庭の貧困が社会問題となっている。
前回に引き続き、平均年収全国最下位、離職率全国1位に苦しむ沖縄で貧困に苦しむ女性のルポをお届けする。
このルポは「総論」を語るものではなく、あえて「個人」にクローズアップしている。
そこから浮かび上がってくる真実があると信じているからだ。
われわれは、現実に起きていることから目をそむけてはならない。
沖縄最大の歓楽街・松山には、性風俗が密集する。
路上にはスーツ姿の若い男性キャッチがあふれ、一晩中立ち、ひっきりなしに声をかける。
歓楽街の真ん中にある雑居ビル前で、男性ピンサロ経営者・上地氏(仮名)を待つ。
沖縄の住人たちの夜の始まりは、遅い。
21時を過ぎてから、出勤する女性が続々と前を通り過ぎる。
雑居ビルでは、数店の風俗店が派手にネオンを灯す。
しかし、上地氏が経営するピンサロは、いくら探してもそのビルにはなかった。
「うちは違法店だから、看板はないのですよ。
空テナントに見えるここが、うちの店です。白看板の営業です」現れた上地氏は、恰幅のいい男性だった。
3階の真っ白のプレートが掲げられた店を指して、そう言う。
22時に開店、朝5時まで営業する。
風営法でキャバクラや店舗型風俗店の営業時間は深夜0時か1時までと定められているが、松山では基本的に誰もコンプライアンスを守っていない。
知っている人は知っている沖縄の暗黒面!!
ちなみに大新聞やテレビなどでは、こういった問題はほとんど取り扱われません。
もし取り扱っても表面的なことしか見せようとしませんね。
でも週刊誌などの大衆紙ではこういったものもわりと頻繁に載せられます。
同じメディアなのにこの違いは何でしょうか?
大手新聞社・TV業界のエリート層 vs 雑誌・週刊誌の叩き上げ
- 大手新聞、テレビ・・・・・・・・・・エリート層
- 週刊誌系、漫画雑誌・・・・・・・叩き上げ~中間層
大手新聞、テレビ系(特にキー局)は基本的に知らない人はいないような
エリート層の代名詞である大学出身者が多くを占めている。
というより、そこからしか取らない体質。
つまりエリートの階段を約束された人間たちだけがジャーナリストとしての道を歩む。
そして悪名高き記者クラブ制度で、最初は純粋だった(と信じたい)新米記者たちは変わっていく。
『オレたちが世の中を動かしてるとこ見てぇぇぇぇぇぇ!!』とね。
そして口では民主主義だ、人権だと言いながら、中身は選民思想そのもので、
大衆はゴミだ、オレたちが世の中を斬ってやるんだURYィィィィィィィィィ~~!!
と実際の生活には役に立たないご高説ばかりを並べてうっとり。
で、そういう人たちがいざ政治家になると・・・・・当然役に立ちません。
それに対して後者の週刊誌系や漫画雑誌はまず読者に読んでもらわなければいけない。
あれダメこれダメの世界とは正反対で、どぎつい内容のものもバンバン載せる。
そして学者先生が語るようなものよりも、もっと庶民生活に近い切り口で斬ってくる。
例えば『闇金ウシジマくん』真鍋昌平 の沖縄編なんてまさにその暗黒面を、
これでもかと詰め込んできますが、正直目をそむけたくなるようなリアルを読者に訴えてきます。
下手な小説を読むより脳裏にきざまれます。
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政治の記者会見場などには週刊誌系は入り口で止められる
という話をされているコメンテーターの方もいらっしゃいましたが、
そんな経験が積み重なってるからこそ、
『エリート共めぇ、貴様ら今にみてやがれぇぇ!!』
となるのかもしれませんね。
まぁ部数やスクープを取ることに気が行き過ぎて、
ガセネタが多すぎるというのが最大の弱点でしょうけどね。
でも真実を書いてある率は当然こちらのほうが高いわけです。
それは現場重視という体質が身についているからでしょう。
通信社の内容を丸写ししたり、ネットで書かれてるものをコピペしたり・・・
そんなエセジャーナリストたちがはびこる業界に負けるわけはないんですよ。
まとめ
いろいろ書いてきましたが、私は別に週刊誌が好きなわけではありません。
ただエセジャーナリストがはびこるエセエリートたちが大っ嫌いなだけです(笑)
同じく、ご高説をたれて常に上から目線の社会学者もね。
実際、コメンテーターでも大手新聞社出身の人間より地方紙出身の人のほうがおもしろいですね。
でもエリートが必要なのは重々承知。
問題点を改善すればいいだけなのですが、問題点はそんなに多くありません。
- 現場や現実を見ずに、自分の中で形成された理想主義に走りがち
- 頭脳明晰な人間ほど他人の意見を聞かない者が多い
- 人を見下す
- 人には厳しいが、自分自身や仲間への責任感は欠如している
どうでしょう。
毎日毎日流れるニュースで、エラい人たちはなぜ間違いばかり犯すのか
不思議に思ったことはありませんか?
結局ほとんどこの4点に当てはまるんですよね。
例えば
- なまじ頭が良すぎるから、法のすき間を見ぬいてインサイダー取引をやっちゃったホリエモン。
- せこいごまかしをあらゆる方法で行なってきた舛添元都知事
- 創業者としてすごい功績を積み上げながら、徐々に老害化していった中内功
- 定年が近づいてくると、税金を使って役にたたないハコモノを作り天下っていく官僚
ほんと、どうしたらこういうものをなくせるのか。
結局人間の心の持ち方一つで世の中って変わるので、
エリート層に在籍する方はすぐにでも自己改良をおこなっていただきたいですね。
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