政治経済

ロシアのウクライナ侵攻問題の闇をぶった切る【前編】

ロシアのウクライナ侵攻問題の闇をぶった切る【前編】

 

※この記事は2022年4月3日時点での情報を元に執筆しています。

 

 

どうもトミーです。

コロナ禍がようやく終了の序曲に入ったかなと思っていたら、
突如ロシアのウクライナ侵攻でメディア報道は一色に染まってしまいました。

 

中立的な立場で両側の意見を毎日仕入れようと試みているのですが、
コロナ禍と同じで報道がめちゃくちゃひどいです!

 

 

結論から先に申しますと、ロシア・ウクライナ共に
「大義名分」があり「裏の理由」があります。

 

ですから、どちらにも否があるのでロシア・ウクライナ
どちらかの国が一方的に悪いなんてことはありません。

つまり、ロシアのウクライナ侵攻は偏向報道されているということです。

 

 

そこで両側の意見と、自身の知識と経験からウクライナ問題
私なりにまとめてみました。

 

 

 

 

 

「ロシアだけが悪」と簡単に思い込んでしまう理由

 

さて、テレビも新聞もネットニュースもユーチューバーもブロガーも、
ほとんどの報道は「ロシア=悪」「ウクライナ=被害者」と報じています。

 

特にテレビは相変わらず情に訴えて視聴者を煽動する手法を取っていて、
偏向報道ぶりが凄まじいです。

テレビだけで判断されている方は、
確実にだまされていると断言できます!

 

大手ネットニュースやまとめサイトで判断されている方も同様です!!

 

 

 

とはいえ政治に興味がある人であっても、
ウクライナ・ロシア両国のことを詳細に知っておられる方はわずかでしょう。

そんなほとんど知らない国家なのに、
なぜほとんどの方がこのような偏向報道をすんなりと受け入れているのでしょう?

 

 

それはソ連・ロシアが今までにおこなってきた数々の蛮行が私達の脳裏に刻まれており、
結果的に「ロシアだけが悪」と報じられても特に疑問がわかないからでしょう。

プーチン大統領がかかわったとされている事件だけでも以下のようなものがあります。

  • 記者ポリトコフスカヤさん暗殺事件
  • ボロネンコフ露議員暗殺事件
  • 元ウクライナ大統領ユーシチェンコ暗殺事件
  • 元露スパイのセルゲイ暗殺事件
  • 元情報将校リトビネンコ暗殺事件
  • オリガルヒ(ロシアの新興財閥)粛清

 

 

領土問題に関してはどちらの言い分もありますから、
一概にどちらかに肩入れすることはできません。

 

ところが上記の暗殺事件や粛清に関しては言い訳が通用しません。

裏切り者と敵対者を射殺したり、毒などを使って消し去ろうとしたという事件で、
実際に悲惨な状態になって亡くなられています。

 

 

 

特に驚きだったのが、放射性物質のポロニウムが暗殺された
被害者の体内から検出されたということ。

 

ここまでするか!

おそロシア~~~~((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

 

 

日本のネット上で「プーチン=おそロシア」という皮肉めいた言葉が流行ったのも、
元はと言えばプーチン政権になってから暗殺事件が目に見えて増加したからでしょう。

 

常識的に考えてこれだけ暗殺事件が続き、クリミア、ウクライナと侵攻が続けば
ロシア自体もプーチンも信用できなくなるのは仕方ないと思います。

 

 

実際にプーチンは『ポロニウムなど知らないし暗殺を指示するなどありえない』
と釈明していましたが、ドイツで被害者の体内からポロニウムが検出され嘘がバレた過去もありました。

 

強権的に支配しロシア国内を長年まとめてきたプーチンですが、
その独裁体制が今になって世界中から信用されなくなるという結果を招いてしまったのです。

つまり「身から出たサビ」というわけですね。

 

 

ですからほとんどの方がメディアの報じる方向性をそのまま受け入れています。

 

 

人間の世界は信用で成り立っているわけですから、
『プーチン信用できん、ウクライナかわいそう』
と思ってしまうのも、まともな心を持つ人ならそう思ってしまうのは当然だと思います。

 

プーチン体制が恐怖政治で維持されているのは、まぎれもない事実ですからね。

 

ただ、そのイメージだけで今回の戦争を判断してしまうと、
コロナ禍のように本当の悪魔に手のひらで転がされることになります。

感情に流されず、淡々と情報を咀嚼していく姿勢を維持することをおすすめします。

 

 

 

 

偏向報道の図式がイラク戦争とそっくり

 

情報を得ようとテレビを見たりネットニュースを見ても、
ほとんどの報道は以下のような感想を抱かせる作りになっています。

・ロシアはひどい国だ
・プーチンは狂ってしまった
・ネオナチなど存在しない
・ロシアを養護する奴は陰謀論者のキチガイだ

 

 

ではメディアが報じるように、今回ロシアに侵攻を受けているウクライナは、
一方的に攻められている被害者だと断定してよいのでしょうか?

 

答えはNOです!

 

 

はじめに少し触れましたが、
国家同士の戦争に「一方が正義で一方が悪」という論理はほぼ通用しません。

ですから私が言いたいことは、ロシアが正しいとかウクライナが正しいとかが
言いたいわけではなく、どちらにも大義名分があり、どちらにも裏事情がある。

この至極当然なことをお伝えしたいだけなのです。

 

 

 

ロシアのウクライナ侵攻報道を見ていて非常に気持ち悪く感じるのは、
メディアお得意の洗脳報道の手法がこれでもかと盛り込まれているからです。

 

「イラク戦争」でもだまされている方がたくさんいらっしゃいましたが、
今回のウクライナ問題もまったく同じ「におい」がします。

当時は「大量破壊兵器はある!」とほとんどの専門家が口をそろえて言ってました。
そしてそれに異論を唱える有識者は変人扱いされていました。

 

でも結果は・・・・・

ご存じない方はご自身で調べてみて下さい、きっと何かが見えてくるはず!

 

 

 

それではここからロシアとウクライナの問題を詳細に解説していきます。

 

 

 

 

 

 

なぜロシアとウクライナは戦争になったのか

 

まず始めにロシアとウクライナが戦争に至る理由を解説いたします。

 

3つのポイントにしぼって解説していきますね。

  1. ロシアとウクライナは元々同じ国民だった
  2. ロシアとウクライナは共に戦争ばかりしている問題国家
  3. ロシアとウクライナ両国家の思惑

 

 

1.ロシアとウクライナは元々同じ国民だった

 

若い方はイメージしにくいかもしれませんが、
ロシアとウクライナはほんの数十年前まで同じ国の国民でした。

その国の名は「ソビエト社会主義共和国連邦」、通称ソ連です。

 

アメリカと冷戦を続けたソ連という巨大な社会主義国家。
ウクライナは西の端に位置する穀倉地帯であり資源が豊富な地域でもありました。

世界初の原発事故で有名になったチェルノブイリもウクライナにある都市です。

 

 

他にも「コサックダンス」や「ボルシチ」など、
旧ソ連の文化と認識されているものも実はウクライナが起源のものも多数あります。

 

とにかくヨーロッパの歴史は様々な国が勃興と滅亡を繰り返してきました。

その歴史の中で悪い意味で育まれてきた民族問題や宗教問題は、
ほぼ単一民族の日本人が一朝一夕に理解できるものではありません。

 

ウクライナがソ連に併合される以前の歴史をたどれば長くなるので、
こちらの動画で全体の流れだけでもザックリと理解してから本題を考えると、
より理解度が高まりますよ。

 

 

 

 

 

2.ロシアとウクライナは共に戦争が耐えない問題国家

 

歴史好きの方なら常識かもしれませんが、世界の歴史は戦争の歴史でもあり、
他民族を支配する側・される側の両方を経験している民族・国家はかなり多いです。

 

ヨーロッパではロシアだけが問題国家と報じられることが多いですが、
歴史をたどってみると多くのヨーロッパ諸国が「殺戮の歴史」を繰り返してきました。

 

 

日本ではキリシタンが征伐された「島原の乱」で一般市民が2万人近く
殺害されたのがもっとも多いとされています。

ところが世界各国の歴史を見ると数百万人~数千万人の一般市民が
虐殺されたなんてのは一つ二つで収まらないほど「殺戮の歴史」が繰り返されてきました。

 

日本に生まれてよかったと心の底から思いますね。

 

 

 

今回はウクライナが被害者と一方的に報じられていますが、
ロシアもウクライナも歴史をたどれば、どっちもどっちの歴史です。

 

 

 

ウクライナは世界で一番多くの民族が通過した国とも言われており、
国民も多数の民族がひしめき合っており、言語だけでも数十個あるのだとか。

 

ですからゼレンスキー大統領も元々はウクライナ語が話せなかったようで、
彼と同じく同国の政治家同士で言語が通じないなんてことも割とあるようです。

日本ではありえないことですよね。

 

 

そして西側諸国であるEUと大国ロシアの間に位置するため干渉地になってしまう運命にある。

ですから国家運営の肝は、西側諸国・ロシアのどちらにも一方的に肩入れせず、
中立を保ち続けるというのが地政学的なウクライナの生き残り方なのです。

 

ところが今回は一方的に西側諸国へすり寄り、ロシアとの関係を絶とうと画策してきた。

 

 

 

  • 多民族国家で各民族ごとに主張がある
  • 言語が多数存在し、同じ国民なのに理解しあえないことも
  • 西側のEUとロシアの干渉地
  • 西側諸国に一方的にすり寄ってしまった

これだけの要素がそろえば争い事が起こらないわけがないですよね(汗)

 

 

中国の歴史も殺戮の歴史ですが、このように歴史を勉強すると、
いかに日本が平和だったのかが身にしみて分かります。

 

 

 

 

 

3.ロシアとウクライナ両国家の思惑

 

ここでロシア・ウクライナ両国家の思惑をザックリとまとめてみましょう。

 

ロシアの思惑

 

  1. ウクライナのNATO入りを阻止
  2. ネオコン・西側諸国の排除
  3. ネオナチの根絶

 

 

1.ウクライナのNATO入りを阻止

 

プーチンがウクライナ侵攻を決意させた最大の理由がこれです!

 

プーチンはいきなり侵攻したわけでなく、交渉を重ねようとしていたのですが、
それをガン無視し続けたのは実はゼレンスキー大統領だったのです。

 

 

NATOに加盟することは西側諸国側につくということ。

ロシアにとっては絶対に許せない行為を行い、交渉の場にも出ないゼレンスキー大統領。

こんな失礼極まりない行為を、
プライドの塊のようなプーチンがキレないわけないですよね。

 

 

私はアメリカが助けてくれると踏んで、ゼレンスキー大統領は
わざと強気な態度に出たのではないかと推測しています。

結果は『あぁすまん、やっぱ米軍派遣無理だわ』とはしごを外されましたけどね(汗)

 

 

 

 

2.ネオコン・西側諸国の排除

 

ウクライナはEU内でも最貧国の一つです。

そんな貧乏国家が大国ロシアと一国で戦いを挑むのは愚の骨頂です。

ロシアも貧乏国家の一つですが、強大な軍隊を持っていますからね。

 

 

ですから、実はウクライナの後ろで糸を引いている連中が存在します。

それがネオコン(新自由主義者)です!

 

 

世界各国に散らばるネオコンの影響力は絶大です。

アメリカ一国だけでも、バイデンオバマクリントンブッシュと、
党派関係なくネオコンが歴代政権で権力を握ってきました。

アメリカだけでなく世界各国、特に西側諸国の大半がネオコンもしくはその影響下にあります。

 

 

 

世界経済の基軸通貨ドル建てで成り立っています。

世界一の借金大国であるアメリカがつぶれないのは、
ネオコンが暗躍しドル建てから離脱させないよう各国に圧力をかけているからなのです。

もちろん日本もネオコンには痛い目に合わされ続けています。

 

 

アメリカがずっと一人勝ちしている理由が見えてきたのではないでしょうか。
アメリカが嫌われている大きな原因の一つがこの基軸通貨問題なのです。

 

そんな連中が隣のウクライナへズブズブに入り込んできた。

しかもまだNATOに加盟していないというのに、ロシアとの国境線近くの街に、
攻撃兵器の設置までおこなってきました。

 

あなたがロシア大統領ならこれを許せますか?

危機感を覚えないのならあなたの政治感は狂っているといえます。

 

 

 

コロナでも裏にネオコンが暗躍していたのは明らかです。

手のひら返して逃げようとしていますが、
なぜ河野太郎がワクチン接種に超絶積極的だったのかがよくわかりますね。

 

 

3.ネオナチの根絶

 

メディアは陰謀論扱いをおこない必死に存在を隠そうとしますが、
ウクライナ国内には「ネオナチ」と呼ばれる人たちが現実に存在します。

 

ネオナチとは「ネオ・ナチス」の略で、
簡単に説明すると「白人至上主義者」の総称で、
ユダヤ人も劣等人種と明確に宣言しています。

  • アゾフ大隊
  • C-14
  • エイダー大隊
  • ドニプロー1大隊
  • 右派セクター

など、ネオナチ団体は実際にいくつも存在し、
驚くことにウクライナ政府自身が認めた正規軍扱いになっています!

 

世界でもネオナチが政府の正規軍として認定された国家はただ一つ、
そうウクライナ一国だけなのです!!

 

 

 

数年前、プーチンをキレさせたもう一つの理由になるある事件が
ウクライナ国内で起こりました。

それがネオナチによるロシア系住民虐殺です。

 

メディアやネット内でも盛んに「これはプーチンのプロパガンダだ!」という記事が
大多数を占めていますが、このネオナチの暴挙はEUやアメリカでも問題になりました。

 

ロシアと対立するEUやアメリカが議会でも問題視したことが、
なぜ戦争が始まった途端にプロパガンダ扱いになるのでしょうか(笑)

 

この件一つだけとっても、メディアが洗脳をおこなっていることがおわかりでしょう。

ネオナチに関しては、以下の動画に明確な証拠が残されています。

心してご視聴くださいませ。

 

 

 

 

 

ウクライナの思惑

 

  1. NATOに加盟したい
  2. ロシア影響化からの離脱
  3. 白人至上主義者の権力維持

 

1.NATOに加盟したい

 

先に記しましたように、ウクライナはNATO(北太平洋条約機構)に加盟したい。

それは、ロシアから独立したウクライナにとっては、
大きな転換点になるのは間違いありません、気持ちはよく分かります。

 

ところがロシアからしてみれば、それは絶対に認められないこと。
それをウクライナ側が認識していないわけがありません。

 

つまり、ウクライナ側はロシアの思惑を理解していたにもかかわらず、
NATO入りを強行したとも見ることができます。

 

 

ところが現実にはNATO側からも、ウクライナを仲間に入れることは
あまり快く思われていないようで、ウクライナの一人相撲とも言えますね。

 

現にNATO加盟国が攻撃されれば、同じ加盟国が軍を派遣するルールがありますが、
ウクライナには武器や資金は支援されても、軍は一兵たりとも派遣されていません。

それはまだ加盟していない国家に軍を派遣するのはルールに反するというのが建前で、
本音はどの国家も問題国家同士の争いに巻き込まれたくないというのが本音ではないかと思われます。

 

 

 

 

2.ロシア影響下からの離脱

 

歴史的に見ても、ウクライナはロシア人側からは西の辺境地に住む人で、
格下国家と見られていることでしょう。

ある種、ロシア人からは差別的な扱いを受けてきた歴史があります。
もっと過去にさかのぼると、ロシア人は奴隷出身だったので
逆に差別的な扱いを受けてきたことでしょう。

 

まぁどっちもどっちです。

 

 

 

さて、近代史ではそれのもっともひどい事件が
旧ソ連時代にスターリンの手によって起こされました。

それが「ホロドモール」です。

 

 

ホロドモールとは、1932~1933年にかけて起きた「人為的な大飢饉」のことで、
ナチスのおこなったユダヤ人虐殺と同じくホロコースト(大量虐殺)の一つと言われています。

 

ソ連は社会主義国家なので食料は配給制でした。

ウクライナは「ヨーロッパの穀物庫」と呼ばれるほど穀物生産で潤う地域でしたが、
スターリンはウクライナ地域から根こそぎ搾取をおこない、
国内に配給するどころか海外に売り飛ばして外貨を稼いでいました。

それは国民の数を減らすため、
スターリンが計画的に餓死させたことが後に明かされました。

 

スターリンの歴史的犯罪は、「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」という映画でも
そのあまりにもひどい惨劇が描かれています。

 

 

これは過去の出来後ですが、ウクライナの人にとってロシアの影響下から
離れたいという思いが沸き起こるのは至極当然のことなのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

3.白人至上主義者の権力維持

 

最後はメディアではまず出さない裏の理由です。

それはネオナチやネオコンによるレイシズム人種主義)により、
優秀民族が劣等民族を支配するという愚かな目的を達成すること。

 

2014年に起きたユーロマイダン革命により、親露派の元大統領ヤヌコービッチ
国外逃亡に追い込んだキエフでの民主革命の結果、ベルギーでミンスク合意が取り交わされ、
ウクライナ東部ドネツク、ルガンスクの2州は事実上ウクライナから独立しました。

レーニン像が倒される映像を見たことがあると思います。

 

 

ウクライナ独立からずっと腐敗し続けていた政治に怒りを覚えていたウクライナ国民は、
このユーロマイダン革命に熱狂しましたが、首都キーフなどで多数の死者も出ました。

その死者の多くがロシア系住民だった言われていますが、
実は民主革命と言いながら革命のバックにはネオナチがいたのです。

 

現に革命後、ネオナチでも特に有名な組織「アゾフ大隊」は、
ウクライナ内務省から正式に国家親衛隊として認可されています。

その後も他のネオナチ集団は次から次へと正規軍として任命されたのです。

 

 

 

現ウクライナ大統領のゼレンスキーは、当選当初はネオナチの排除を試みました。

しかし、アゾフ大隊を始めとするネオナチがミンスク合意の破棄をゼレンスキーに迫り、
その脅しに彼は負けてしまい、現在では逆にネオナチとズブズブの関係になってしまいました。

 

そのアゾフ大隊のスポンサーになっていたのが、
ロシアの新興財閥オリガルヒの最大手の代表であるイゴール・コロモイスキーです!

プーチンと対立していたコロモイスキーはネオナチだけでなくゼレンスキーのスポンサー
として暗躍していたのです、そりゃプーチンに粛清されますわな(汗)

 

 

 

 

 

 

 

ロシアとウクライナ両国家の問題点と人物像

 

次にロシア側・ウクライナ側、両首脳紹介と問題点。
そしてこの戦争がなぜここまで注目されているのかを3点解説していきます。

 

  1. プーチンとゼレンスキー、人物紹介
  2. 両国共に国際法違反をおこなっている
  3. 第三次世界大戦へ発展する可能性になる理由

 

 

 

1.プーチンとゼレンスキー、人物紹介

 

ウラジーミル・プーチン

 

  • 第4代ロシア連邦大統領
  • 第4代安全保障会議議大統領代行
  • 第2代大統領
  • 第2代安全保障会議議長
  • 第5・9代連邦政府議長
  • 統一ロシア党首
  • ベラルーシ・ロシア連合国家閣僚会議議長

などを歴任した他、サンクトペテルブルク副市長も務めた。

KGBの諜報員であり、戦略・戦術・交渉には定評がある。

 

落ち込んでいたロシア経済を立て直し、大ロシア帝国の復活を予見させたことで
ロシア国民には絶大な支持率を誇っていた。

ただし近年は大統領の任期を強権的に変更し、自身の独裁体制を継続させたり、
裏で私服を肥やしているとの噂が絶えず、支持率も下降気味。

 

裏切り者には冷酷な惨劇を指示してきた一方、親日家で知られており、
日本との結びつきも深い。

 

政治家としての能力はトップクラスで、
現実的に考えてネオコンと正面切って対峙できる唯一の大統領だと言える。

 

 

 

ウォロディミル・ゼレンスキー

 

元コメディアン、現ウクライナ大統領。

テレビドラマ『国民のしもべ』の高校教師役で人気を博す。
ドラマでは、ゼレンスキー氏演じる高校教師が政治汚職に対して怒鳴り散らす動画が話題になったが、
後に本当に大統領に選出され、一躍政界のスターとなる。

 

ウクライナの歴代大統領は、すべてなんかしらの汚職で私服を肥やしており、
国民は絶望していたが、そんなとき正義の役を演じるゼレンスキーが大統領選出馬を表明し、
国民は熱狂さながらそのままゼレンスキーを大統領に選出したのだった。

 

当選当初はそのクリーンな政策内容に政権支持率も歴代最高を記録していたが、
国民はゼレンスキーの手腕に疑問を持ち始めわずか数ヶ月後には支持率は一時10%を切った。

その一つの理由にネオナチの排除を断念し、
逆に脅しに屈して癒着構造が始まったからと言われている。

 

 

歴代大統領の思いを引き継ぎNATOへの加盟を明確に打ち出したが、
ますますネオコンを国内に招き入れる結果になり、最終的にロシアの侵攻を呼び込んでしまった。

 

日本を始め、各国での「ウクライナ支持してちょーだい」演説は、
さすがコメディアン出身と関心させるトークに終始した。

ただし内容は演説をおこなった国家の多くで批判を浴びることにもなった。

 

政治家としての手腕はいまいちだが、演説で世界を巻き込む様は認めざるを得ないでしょう。

バックにいるブレーンが優秀なのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

2.両国共に国際法違反をおこなっている

 

ロシアのウクライナ侵攻は明らかな国際法違反である

 

『ロシアのウクライナ侵攻は国際法違反だ!』

はい、私もそう思います。

 

どんな理由があろうと他国へ軍事侵攻し、破壊・殺戮を続けることは
明確な国際法違反になります。

言い分があろうとなかろうと国際法の条約を破っていることは
ロシア側も絶対逃れられない事実なのです。

 

まぁ戦略には定評のあるプーチンですから、
そんなことは織り込み済みでウクライナ侵攻に踏み切っているのでしょうけど。

 

 

また、ウクライナ北東部の都市ハリコフにある核施設の攻撃も
おそらく国際法違反なのではないかと思います。

 

 

 

ちなみになぜ早い段階でロシアは電撃侵攻したのかというと、
春になり氷で覆われた地面が溶け出すと戦車部隊がぬかるみで進撃に支障をきたすからです。

オリンピックに世界中が気を取られているからというより、
むしろこちらの方が大きな理由だと推測されます。

 

 

 

 

ウクライナも国際法違反をおこなっている

 

では侵攻されたウクライナはどうなのかというと、
これまた国際法違反をおこなっているのですが、まったく報じられません。

 

 

先に紹介したように、ウクライナ国内でもロシア系住民へのいやがらせと迫害が
おこなわれてきましたが、今回この事を報じるメディアは皆無です。

 

さらにプーチンは侵攻以前に話し合いの場を持とうと提示したのですが、
ゼレンスキーはこれをガン無視しました。

確かにロシア側の提示する内容は一方的なので、
感情的には分からないではないですけど、それはダメだろうって思いますね。

 

 

 

そして今回問題になっているウクライナの国際法違反は、
ゼレンスキー大統領が『憎きロシアに負けるな、共に戦おう!』と
扇動しているだけでなく武器も国民に渡していることです。

 

 

勘違いしてほしくないので最初に言っておきますが、
ウクライナ軍」が他国からの支援を受け武器を受け取るのは違反ではありません。

 

でもね、国民に武器を渡すのは国際法、
ジュネーブ条約43条に明確に違反していますよ!

ロシアのことを言える立場かよと私は思いますが、あなたはどう思われますか?

 

 

 

少し思い出していただきたいのですが、日本がアメリカと戦争をしていたとき、
国家総動員法を作り国民全員が戦う体制を取らされました。

それを普段メディアはどのように報じています?

 

先に答えを書きますが、「指導者たちに国民は洗脳され戦争に巻き込まされた」
というように報道され続けてきましたよね。

 

 

では今回メディアはどのように報じているのかというと・・・

  • ゼレンスキー大統領素晴らしい
  • ロシアと戦うウクライナ国民素晴らしい
  • 我々もウクライナが勝つように応援しましょう

 

おいおい、言ってること真逆じゃねえか!!

 

メディアの洗脳報道にだまされず、冷静に俯瞰してみると
どれだけ報道内容がおかしいかよく分かるでしょう。

 

 

ロシアだけでなくウクライナも国際法違反をおこなっていて、
それをメディアが応援するという狂気の図式が出来上がっていることに
もっと疑問を持たないといけません!

 

 

 

 

 

3.第三次世界大戦へ発展する可能性になる理由

 

『今回、ロシアのウクライナ侵攻はありえない』

開戦前、専門家の方たちは口をそろえてこのように解説していました。

 

 

ところがそのありえないウクライナ侵攻がおこなわれています。

ありえないはずなのに、なぜプーチンはウクライナ侵攻を決断したのか。

 

 

これは明確に理由が分かっています。

ずばり、アメリカ大統領バイデンが
ウクライナに米軍を派遣しないと発表したからです!

プーチンの背中を押したのは、実はアメリカの正式発表が原因だったのです、驚きですね。

 

 

 

『なるほど、プーチンの決断はアメリカが原因だったのか。
じゃあなぜそれが第三次世界大戦につながるかもしれないの?』

 

 

では質問です、ロシアの次に戦争を仕掛けてくる国家はどこでしょうか。

 

ピンときましたか。

そう、日本や台湾への軍事侵攻を虎視眈々と狙っている中国です!

 

 

その中国の一番戦いたくない仮想敵国はアメリカですよね。

そのアメリカが『アメリカは日本と台湾へ米軍を派遣しない』
と正式発表すればどうなるでしょうか。

 

 

中国は安心して、日本・台湾への軍事侵攻に踏み込むことでしょう。

それほど今回のバイデン大統領の発言は大問題なのです。

 

日本も台湾も他人事ではないということがご理解いただけたでしょうか。

 

 

・・・中編へ続きます。

 

 

  • この記事を書いた人

BUCK-TICKERトミー

こんにちわ、オタク修理屋せどらーのBUCK-TICKERトミーです。
職業:街の修理屋さん、せどり、情報発信などおこなっています。

小さなお店を経営する個人事業主ですが、失敗続きだった普通の人でも継続すればできるんだよということを知ってもらうため・・・
というのが表の理由。

本当は仕事とは別に好きなことを書ける場所がほしくて運営再開しました。応援お願いします(*´∀`*)

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